よくある質問
10. 年の関係なのか、トイレが近く困っています。気功は頻尿に効果がありますか?
1. 肩こりが辛いのですが治りますか?
龍弘道場では「化肩」という功法があります。
やり方は、呼吸とイメージに合わせて肩を回すだけなので簡単です。
五十肩や肩こりに特効があります。二、三ヶ月練習したら症状が軽くなり、半年ほどで改善します。
2. 腰痛に悩まされています。
本道場は背筋を鍛える柔軟体操を行います。
背筋が強くなって左右のバランスをとれば回復につながります。
他に腰痛は腎臓の働き状態にも関係があり、腎臓を強くすれば腰、足も力が付き、動きが軽くなります。
それに応じた気功法も説明しています。
3. 糖尿病を患っているのですが、治りますか?
糖尿病は漢方医学で「三消症」といいます。
三消症とは肺、脾、腎三つの臓器に関係があり、上消(肺)、中消(脾)、下消(腎)に燥、熱が貯まっています。
① 肺に燥熱がたまり、体内の水が消耗して常に喉が渇いているので、よく水を飲む。
② 脾に燥熱がたまり、すぐ食べ物がを消化される。常にお腹が空く感じになるので、よく食べる。
③ 腎に燥熱がたまり、水を飲みすぎるため、尿の量も多く、腎が疲れて糖分が尿から流れてしまう。これは糖尿の原因。
糖尿病を治すためには腎臓だけではなく肺、脾の機能も改善しなければなりません。本道場は糖尿病に対して動功と静功を取り込んで行っています。
4. 気功は何時ごろ練習したらいいのですか?
基本的にはいつ練習しても良いです。
時間の調整が出来る方は、朝に動功、夜は静功を行った方が良いです。
朝は動功を通じて筋を伸ばし、気血を動かし体内の滞りを解かします。夜は静功をして丹田に気を貯めて一日心身の疲労を取って睡眠に入ると効率が良いです。
5. 高齢者でも、気功は出来ますか?
目標とするものは、年齢によっても違ってきます。
若い方は仕事の疲労を取るためにやっている人が大半です。
年配の方は自分なりに体質を改善し、健康で長生きすれば家族孝行になります。
教室の中には自分の体力に合わせて気功を行い、無理のないように自分のペースで行って下さい。
6. 気功を練習すれば、うつ病は治りますか?
仕事のストレスがたまり、家庭内外の人間関係が上手くいかなく、うつ病になった人は多く居られます。
うつ病は珍しい病気ではありません。3~5%の発病率になっています。
病院で検査を受けてもわからない場合もあります。又、本人もうつ病になったことが気づかないこともあります。
症状としては様々です。例えば意欲、集中力、決断力などの低下、食欲不振、不眠、肩こり、行動の障害、悲観的な感情、以上の症状は全てうつ病に含まれています。
気功、太極拳を行う時に先ず呼吸を整えて、それからゆっくり体を動かしてイメージを考え、体内の気を経絡に流すように行います。
一定の期間に練習すれば、固まった筋肉や筋など解され、心身ともに楽になり。
軽い症状であれば三ヶ月くらいで治ります。重い場合でも半年あれば治まります。
とにかく気の問題、気功、太極拳は気持ちをよくすることができますので、それは最大の妙薬です。
7. 気功、太極拳を教えたいのですが、師範になれますか?
龍弘道場では講師育成講座を設けており、丁寧に理論から実技まで指導します。
自分の健康を保ちながら人の為に立ちたい方は、先ず一度ご相談にお越し下さい。
初めは自信のない人が多いですが、詳しく講師育成講座の内容を説明しますので、ご理解した上で講座を受けて下さい。
8.空腹の時に、気功をしても良いですか?
食前は、食べ始める15分前迄に気功を終了すること。前後は30分から60分ずらした方が良いです。
例えば普段12時30分に昼食を摂っているのなら、12時15分までに気功を終了すれば良い。13時に食事を終了するなら、13時30分から或いは14時から気功を行った方がもっと良いです。
9. 気功で慢性胃炎に効果ありますか?
『理気法』という功法がありますが、それをお奨めします。
両手を呼吸に合わせ、円を描くように回します。
先ず両手を右に置いて手の平を前に向けます。
鼻で息を吸いながら、右から頭の上に上げて、口で息を吐きながら左側に円を回して降ろしていきます。
繰り返し何回も回します。
体内の邪気を指から外へ流すようにイメージします。反対側も同じように回します。
効果:
横隔膜を動かして内臓のマッサージをします。気功の理気法で胃腸をマッサージし、心臓を始めとした他の内臓の滞りを溶かして、便秘解消にも効果があります。
10. 年の関係なのか、トイレが近く困っています。気功は頻尿に効果がありますか?
腎と膀胱は体の水分を支配しています。
子供と年配の方は腎が弱いので、尿を排出するのが早く、我慢ができません。
腎を鍛えると良いと言われています。
功法:提腎法
①足を、肩幅に開きます。
②鼻で息を吸いながら、踵(かかと)を挙げ、腎を引き上げるようにイメージします。
③口で息を吐きながら踵を下ろし、全身の力を抜きます。
②と③を繰り返し10回くらい行って下さい。
11. 気功と坐禅とは何か関係するのでしょか?
坐禅の目的は仏教の修行の一つの手段として使われています。中には調息法もあります。
心身が落ち着いたあとに己の心を観察し、仏教に目指した「空」を理解し、悟りを開くように日々坐禅を行います。
中には内観法と外観法もあります。その他にも沢山やり方があります。
気功の場合は心身をリラックスした(調息、調身、調心)後に体内の気を集め、気を流し、体の滞りを解かすのが目的です。
仏教は中国に入って道教と融合し部分があり、仏教と道教にとってどちらも相手のものを取り入れたことがあります。
静功は道教の健康法として利用され、仏教の調息法を気功に使われたことがあります。